ひとつの出来事を大切にしたい

4月15日のことです。

 

痰がひどく息苦しさもあり、それを感じにくくするためにモルヒネを使用します、と先生から電話がありました。

 

使用量は、少量ではあるようなのですが、ボーッとしたり眠くなるため、このまま眠ってしまう可能性も0ではないということでした。

そのため、使用する前に面会を許可をしてくださり、母が向かいました。

 

私は、在宅ワークではあるものの転職した会社の出社初日だったこともあり、母だけが向かったのですが、気が気じゃなくずっと父のことばかり考えていました。

 

父と過ごす時間を増やしたくて仕事を辞めて実家に戻ってきたのに、こんな大事な時に一緒にいてあげなくていいのかな...とか、このまま眠ってしまったらどうしよう...とか、いろんなことを考えてものすごく不安になってしまいました。

 

コロナ禍で面会はできない状態なので、父に会うチャンスを逃してしまったということも後悔し、自分を少し責めていました。

 

その後、母から連絡があり、

少しよくなったこと、土曜日に面会ができることを聞き、ものすごくほっとしました。

 

今回のことであらためて、ひとつひとつの出来事を大切にしていかなければいけないんだと実感しました。

 

限られた時間を大事にしていきたいです。